【亀山】亀山日本語教室「はじめのいっぽ」(服部さとみ代表)に通う外国人計17人は1日夜、三重県亀山市若山町の市青少年研修センターで、日本の風習「七夕飾り」を楽しんだ。
毎週土曜の夜、同センターで開いている同教室には、中国やブラジル、ペルーやベトナムなど世界約10カ国の市内在住・在勤者ら約30人の外国人が、日常生活に必要な日本語を習っている。
この日は、高さ約2・5メートルのササ3本に、「日本の友だちを作りたい」、「世界が平和になりますように」など短冊に願いを日本語で書き、ササにつるした。3本の七夕飾りは、市役所と関支所、市市民協働センターの3カ所に1本ずつ7日まで飾るという。
研修生として12年前に中国から日本に来てその後、日本人と結婚した、佐々木艶玲さん(31)は「中国の七夕は『恋人の日』として、男性が女性に花束などをプレゼントします」とし、「短冊に願いごとを書き、ササにつるす『日本の七夕』は、日本に来て知りました」と話していた。