2025年5月1日(木)

▼一昔前には天気予報は、当たらない代表のように言われていたが今日では気温、雨、雪、雷、竜巻、黄砂、紫外線情報などがテレビ、ラジオ等で伝えられ、若い世代ではスマートフォンからの情報を多く得る時代になっている

▼スマートフォンからは自分の滞在場所に「何分後に雨が降る、何分後に雨がやむ」や雨雲の流れまで瞬時に情報を得られる時代になった

▼しかし、その一方で「学校で部活動中の生徒たちが落雷事故に遭った」等の事故が報道されるのはどういうことだろうか。新聞報道には「当日の監督、顧問が情報を一部認知していなかった」と報じられている

▼屋外で部活動をする生徒たち、現場で生徒を監督する人たちにとってスマートフォンを常時見続けられないのは誰もが分かるのに、なぜ現場に立っていない責任者が責任を持って常時見続けて危険情報を即指図できないのか。せっかくのハードの進歩を十分に活用できない組織、人たちの問題だと強く思う

▼天気予報の情報が当たらなくても、情報を先取りし「安全策を実施できて良かった、何も無くて良かった」と思うゆとりも、自分たちは持ちたい。