急行にはねられ男性死亡 桑名・近鉄長島駅付近の踏切 三重

【桑名】7日午後10時55分ごろ、三重県桑名市長島町の近鉄名古屋線長島第一号踏切で、70代くらいの男性が近鉄五十鈴川駅発名古屋行き急行列車(6両編成)にはねられた。男性は全身を強く打ち、その場で死亡が確認された。乗員乗客約100人にけがはなかった。

桑名署によると、現場は近鉄長島駅から北東に約20メートル離れた警報器や遮断機のある踏切。運転士が踏切内に横たわる男性を見つけ、ブレーキをかけたが間に合わなかったという。同署は身元や事故原因などを調べている。

事故を受け、近鉄名古屋線は富吉駅と近鉄四日市駅の上下線で運転を見合わせた。翌8日午前0時45分に運転を再開したが、約1300人に影響した。