F1セナの写真展示 鈴鹿PA、没後30年で

【鈴鹿】「伝説のF1ドライバー」として語り継がれるアイルトン・セナ氏(1960―1994年)の没後30年を記念した写真展「音速の記憶」がこのほど、鈴鹿市山本町の新名神高速道路鈴鹿PA「PIT SUZUKA」の地域資源PRコーナーで開かれ、同市出身の写真家熱田護氏(61)が撮影した写真パネル七点を展示する。令和七年1月10日ごろまで。

市と鈴鹿F1日本グランプリ地域活性化協議会の共催。

一九九二年の日本GPでコースを疾走する勇姿、1993年のブラジルGPで優勝を喜びシャンパンを頭からあびる姿、最後のレースとなる1994年のサンマリノGPで見せたスタート前の一瞬の表情など、貴重な作品の数々が並ぶ。いずれも市が所蔵する。

担当の商業観光政策課は「ホンダやF1の歴史とともに歩んできた『モータースポーツのまち鈴鹿』を知るきっかけになれば」と話した。