困窮家庭の子に弁当を 伊勢中央ロータリークラブ、市社協に寄付金

【社協の宮崎会長に寄付を手渡した竹中会長(左)=伊勢市の伊勢商工会議所で】

【伊勢】三重県伊勢市の伊勢中央ロータリークラブはこのほど、伊勢市社会福祉協議会が取り組む「きっちんプロジェクト」事業に、10万円を寄付した。

プロジェクトは、生活困窮家庭の小中学生を対象とした社協の学習支援に参加する子どもらに弁当を提供する。令和3年から始まり、運営資金を寄付で募っている。現在、学習支援には小学4年から中学3年の約120人が参加し、週に1度、弁当を用意している。

同市岩渕の伊勢商工会議所で、クラブの竹中徹会長が社協の宮崎吉博会長に手渡した。寄付は3回目。

竹中会長は「貧困は増えている。将来を担う子どもたちの支援に、継続して取り組んでいきたい」と話していた。