革や古布でバッグ、洋服 堀田さんが展示、販売 四日市・三重

【作品を紹介する堀田さん=四日市市小古曽のきものサロン「和楽」で】

【四日市】三重県四日市市三重の革工芸作家、堀田すみ子さん(79)による「創作カバン・古布の洋服展」が22日、同市小古曽のきものサロン「和楽」ギャラリーで始まった。日曜、月曜、火曜日は休み。6月1日まで。

革や古布などで制作したバッグや大正から昭和にかけての古布を使った洋服、小物など約80点を展示、販売している。アイヌ刺しゅうをあしらった牛皮のミニボストンやユリを描いた手提げバッグ、帯地のジャケットや麻のコートなど、デザインから縫製までを手がけた初夏から秋にかけてのおしゃれを提案する作品が並ぶ。

堀田さんは、革工芸作家として各地で個展活動の傍ら、桑名と四日市の2教室で指導もしている。「使い勝手と着心地の良さを追求した一点物です。作品を通しての出会いに幸せを感じます」と話していた。問い合わせはきものサロン「和楽」=電話059(335)8466=へ。