上げ馬神事「安全だった」 三重県教育長、勧告に合った対策を評価

福永和伸三重県教育長は14日の定例記者会見で、4、5の両日に多度大社(桑名市)で開かれた上げ馬神事(県無形民俗文化財)について「勧告に合った対策がしっかりなされた」と評価した。

福永教育長は「安全な神事だった。よく考えてもらったと思う」などと評価。県教委が設けている文化財保護審議会(18人)で今後、詳細に評価されるとの見通しを示した。

一方で「けがはなかったが、2日目に落馬があったと聞いている。今後の教訓として考えるようにしたい」と説明。むちの使い方などに対する意見が県教委に寄せられたことも明かした。

神事を巡っては昨年、骨折した馬1頭が殺処分され、SNS(交流サイト)で「動物虐待」との批判が続出。県教委は昨年8月、安全管理の徹底などを求める勧告を多度大社に出していた。