![web10_◎P説・大宮小児童らが昔ながらの田植えを体験](https://www.isenp.co.jp/wp-content/uploads/2024/05/5c94ddb3c26ea5bd46c3b676e2b5c89e.jpg)
【度会郡】三重県大紀町滝原の水田で8日、大宮小学校の4、5年生32人が昔ながらの田植えを体験した。
里地保全や遊休農地の活用、子どもらの学習の場づくりなどを目的に、地元住民や町内の地域活性化団体が取り組む「人とホタルの元気な里地づくりプロジェクト」(柏木昭久事務局長)の一環として、平成23年から実施している。
この日は、専用の足袋を履いた児童らが地域の人たちと一緒に約1200平方メートルの水田に入り、泥んこになりながらカグラモチの苗を手植えした。
今後は、学校田代表の出口眞市さんらが水田を管理。児童らは苗の観察やかかし作り、稲刈り、餅つきなどを体験し、農業やコメ作りについて学ぶ。
5年の辻本大悟君(10)は「田んぼは思ったよりも深くて滑りそうになったけど、みんなと田植えができて楽しかった」と話した。