亀山川柳会が作品展 駅前郵便局に49点

【展示した川柳作品を紹介する坂倉元代表=亀山市御幸町の亀山駅前郵便局で】

【亀山】亀山川柳会(丹川修代表)の川柳作品展が、三重県亀山市御幸町の亀山駅前郵便局で始まっている。31日まで。午前9時―午後5時。

作品展には、会員ら15人が題「庭」を詠んだ句「借景の 庭に布団が 干してある」など19点と、題「透明」を詠んだ句「会見を しても上がらぬ 透明度」など18点のほか、「温暖化 秋のページが 薄くなる」など自由作品12点の計49点が並ぶ。

川柳は、いまの言葉と文字を使い、人の営みなど日常の生活感を詠む五七五調の句で、俳句は昔言葉で詠む句のこと。

坂倉廣美・前代表(93)は「今風の言葉と文字で詠む川柳は、若い人でもなじみやすい。作品を見ていただき、若い人にも興味を持ってもらえれば」と話していた。