河曲小体育館が1・5倍に 鈴鹿で新築起工式 令和7年2月完成

【起工式で鎌入れをする末松市長=鈴鹿市十宮町の市立河曲小学校で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市十宮町の市立河曲小学校で1日、施設の老朽化に伴う体育館新築工事の起工式があり、関係者ら約30人が工事期間中の安全を祈願した。令和7年2月の完成を予定している。

新体育館は鉄筋コンクリート造り一部鉄骨造り平屋建て、延べ床面積977平方メートル。現体育館より面積が約1・5倍となり、バレーボールコートやバスケットボールコートを2面確保できる。

そのほか、会議室やアリーナへのエアコン設置など、熱中症予防や地域開放、災害時の避難所としての機能を備える。

建築工事は大野工務店(同市算所3丁目)、電気設備工事は扇立電気(同市神戸1丁目)、機械設備工事は三扇(四日市市笹川3丁目)がそれぞれ担う。総事業費は計約6億1958万円。

現体育館の横に建築し、現体育館は新体育館完成後に解体する。

神事で安全を祈願した後、末松則子市長は「本工事を請け負われたみなさま方には優秀な技術と豊富な経験をもって、見事完成されますよう期待している」とあいさつした。