体育館改修費に1590万円助成 大紀町へB&G財団 三重

【朝日田常務理事(左)から修繕助成決定書を受け取る服部町長=大紀町役場で(同町提供)】

【度会郡】B&G財団(東京都)は本年度、三重県大紀町大内山の大内山B&G海洋センター体育館の改修費として、1590万円を助成することを決めた。同財団の朝日田智昭常務理事がこのほど、大紀町役場を訪れ、服部吉人町長に修繕助成決定書を手渡した。

同センターはプール・体育館施設として、財団が昭和57年に室内プール、翌年に体育館を旧大内山村に開設後、昭和61年に無償譲渡され、市町村合併により大紀町が同センターを引き継いだ。体育館は幼児から高齢者まで多くの町民が利用し、運動教室や各種大会、イベントが行われているという。

今回は、経年劣化により腐食している屋根の全面改修や照明のLED(発光ダイオード)化を、7―12月頃に行う予定。工事費は約2350万円。

服部町長は「当体育館はスポーツだけでなく、学校や放課後児童クラブも活用している重要な施設。修繕を行い、今まで以上に快適に安心して利用していただけるようにしていきたい」と話した。