こいのぼり奉製進む 子どもの日向け 伊勢の二見興玉神社

【参拝者に授与するこいのぼりを準備する舞女たち=伊勢市二見町江の二見興玉神社で】

【伊勢】5月5日の子どもの日に向け、三重県伊勢市二見町江の二見興玉神社で、参拝者に授与するこいのぼり作りが進んでいる。

子どもたちの健やかな成長を願い、体長約70センチのこいのぼりと神社の短冊を、木製の棒に取り付けている。神職や舞女らが、3月から交代で作業を進め、今月末までに約700本を用意。黒とピンク色の2種類があり、一つ700円で5月5日まで授与している。

作業していた舞女の山本侑奈さん(22)は「お子さんの笑顔を思い、健康を祈りながら一つ一つ丁寧に仕上げています」と話していた。

神社では今月下旬、町内の保育園児を招いて成長祈願し、こいのぼりを贈るという。