トヨタ系列6社が県に「交通安全絵本」1万8100冊を寄贈

【目録を受け取る野呂副知事(右から3人目)と感謝状を手にする各社の代表=県庁で】

【津】三重県内に店舗を持つトヨタ系列販売会社6社が10日、県に交通安全絵本1万8100冊を贈った。希望した県内の公私立の幼稚園、保育園、認定こども園計544園に今月中に届けられる。

絵本を通じて年長児に交通ルールを守る大切さを伝えようと昭和44年から寄贈している。

今年の絵本はひよこのクックが一人で飛び出して事故に遭いそうになり、左右確認の大切さを知る内容。贈呈式では平野真也・ネッツトヨタ三重社長が野呂幸利副知事に目録を手渡した。

野呂副知事は「交通安全は我々だけでは成し遂げられない。皆で取り組むことが非常に大事」と各社の代表に感謝状を贈った。

平野社長は「車の販売店として交通事故を少しでも減らしたい思いがある。長く思いを続け事故のない社会を作りたい」と述べた。