DX推進監にIT企業社員 鈴鹿市で委嘱式 三宿氏「市民に便利実感を」 三重

【DX推進監の委嘱を受けた三宿氏=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市は2日、同市役所で、新たな非常勤の特別職となるDX推進監の委嘱式を開き、IT企業サイバーエージェント社員の三宿仁氏(44)に委嘱した。委嘱期間は4月1日―令和7年3月31日までの1年間。

国の地方創生人材支援制度を活用し、選任した。姫路市のDX推進も担当している。

DX推進監として三宿氏は今後、月2回程度来庁。経験や知識を活用し、市におけるデジタル技術を活用した取り組みに係る情報収集、情報発信の手法に関する助言や支援をする。報酬は月額20万円。

末松則子市長から委嘱書を受け取った三宿氏は「市民のみなさんにデジタル化が進み便利になったと実感していただけるように全力で取り組む」と話した。

末松市長は「コロナ禍でデジタル化が加速してきた。行政もDXを推進していかなければならないと感じている」と話した。