「育ったまちに恩返し」 鈴鹿市が辞令交付式 三重

【末松市長の前で宣誓する新規採用職員代表の鈴木さん=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市は1日、令和6年度新規採用職員辞令交付式を開き、18―36歳の44人が新たなスタートを切った。

新規職員の内訳は男性18人、女性26人。

市役所の辞令交付式には市長部局の38人が出席。末松則子市長が一人ずつ順番に配属先などを読み上げ、辞令書を手渡した。

全員が辞令書を受け取った後、新規職員を代表し、総合政策課に配属となった鈴木健太さん(23)が宣誓した。

全新規職員と桑名市との人事交流職員1人を前に、末松市長は「若さと活力に満ちあふれた若者が、市の仲間となってくれたことに強い期待を抱く。自信をもって素直にまっすぐ成長してくれることを心から願う。公務員であるという自覚を持ち、市民に接してほしい」と訓示した。

交付式後、鈴木さんは「自分が育った鈴鹿市に恩返しをしたいという気持ちで入庁した。親しみやすく、市民に話しかけてもらえるような職員になりたい」と話した。