迫力ある戦国武将絵並ぶ 桑名で福田さん作品展 三重

【福田彰宏さんの迫力ある作品に見入る来場者=桑名市南寺町ギャラリー寺町で】

【桑名】三重県の桑名市と市観光協会は、同市南寺町のギャラリー寺町で「戦国武将絵展」を開いている。同市にゆかりのある本多忠勝や千姫など、イラストレーターの福田彰宏さんが手がけた作品16点を展示している。31日まで。

市は、本多忠勝と千姫をテーマに、NHK大河ドラマ誘致を目指している。同展は誘致の推進に向け、市民の機運を高めようと企画した。

徳川四天王の一人で、初代桑名藩主となった本多忠勝は、やりを持って馬に乗った勇ましい姿を描いている。徳川家康の孫娘千姫は、後に忠勝の孫にあたる忠刻(ただとき)に嫁ぎ、夫婦2人並んで描かれている。徳川家康や豊臣秀吉、織田信長などといった武将絵も並ぶ。

福田さんは、ゲームや書籍で戦国武将のイラストを手がけている。市ブランド推進課の石神教親課長補佐は「福田先生の迫力ある作品を、ぜひ間近で見てほしい」と話した。