相可高ダンス部に鏡やジャンパー 松阪の竹輝銅庵が寄付 三重

【寄贈品を示すダンス部員と竹本館長(前列右から4人目)=多気町相可の相可高校で】

【多気郡】三重県松阪市駅部田町でまちかど博物館兼喫茶店「竹輝銅庵」を運営するソフトウエア開発販売「情報システム・J・T」の竹本博志代表取締役は7日、多気町相可の県立相可高校(淺沼千惠校長)のダンス部に大型の鏡3台とジャンパー30着、キーホルダー1000個を寄付した。

竹本館長は教育や福祉への寄付活動に取り組んでいる。同校とは平成30年に生ごみを原料としたバイオマス発電施設の設置で協力。昨年は農業クラブが取り組む伊勢茶普及プロジェクトの研究資金で支援した。

寄贈された鏡は全身が映り、練習で使う。多気を竹と表記した歴史にちなみ部員がデザインしたかぐや姫のイラストを、ジャケットのワッペンとキーホルダーに活用している。

寄贈式には部員約10人が参加し、福森春奈部長が「さらに頑張って練習します」と感謝。ダンスを披露し、喜びを表現した。

竹本館長は「さらに魅力的な踊りを期待している。人との協調を深め、現在も卒業後も続けてほしい」と呼びかけた。