水墨画や俳句など150点 四日市市民大学30期会が作品展

【俳句作品が並ぶコーナー=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県の四日市市民大学熟年クラス修了生でつくる30期会(松村介会長)は7日、同市安島の市文化会館で「第8回作品展」を開いた。会員有志18人と講師3人による水墨画や書道、俳句、俳画、銅板工芸の5部門と自由作品合わせて約150点を展示している。8日まで。

最高齢の樋口一破さん(95)は「老ゆるとも生涯青春秋刀魚焼く」など俳句9句を出品。山本雅昭さん(81)はNHK大河ドラマのタイトルを刻んだ銅板工芸作品「どうする家康」など3点、太田洋子さん(76)は柔和な表情の仏像を描いた水墨画「観音菩薩」など4点を並べている。

新企画「私の趣味・娯楽・ボランティア紹介」コーナーには、家庭菜園や花壇作り、手話に親しむ様子や、健康サポーターとして活動する会員らを紹介している。

同会の祖父江勝副会長(70)は「回を重ねるごとに皆さんレベルアップして見応えのある作品ばかり。多くの方に見ていただきたい」と話していた。