度会町、一般会計44億9900万円 新年度当初予算案、最大規模 三重

【度会郡】三重県の度会町はこのほど、令和6年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比4・9%増の44億9924万円。庁舎の建設費が盛り込まれた平成13年度を上回り、過去最大の予算規模となった。

第七次総合計画への取り組みとして、未来へつなごう!子育てプロジェクト▽めざせ・生涯活躍プロジェクト▽強靱(きょうじん)なわが町プロジェクト▽わたらいふ魅力発信プロジェクト▽スマート行政推進プロジェクト|の五つを掲げたほか、「デジタル変革及びゼロカーボンに向けた新たな挑戦」を重要政策課題に位置づけ、予算配分した。

歳入は、町税が40・3%増の11億8258万円。地方交付税は17・5%減の14億4920万円。町債発行は40%増の2億5792万円で、6年度末の残高は26億2445万円となる見通し。

一般財源の不足に伴う財政調整基金の取り崩し額は3億4万円で、6年度末の残高は11億1900万円となる見込み。

歳出は、人件費と扶助費、公債費を合わせた義務的経費が2・5%増の16億5966万円。投資的経費は33・8%増の7億2149万円とした。

新規事業では、防災拠点である庁舎周辺に太陽光発電の設備を導入し、電力の確保と温室効果ガスの排出抑制を進めるレジリエンス事業に2721万円を計上。幼少期からの発達支援事業に127万円、被災時の情報収集や災害対策本部との情報共有を円滑に行うために避難所で使用する端末やモバイルWi―Fiルーターの整備に46万円を盛り込んだ。

主な事業は次の通り。

田口大橋耐震補強事業=2億3千万円▽林道注連指西線地すべり災害復旧事業=1億2603万円▽棚橋保育所の屋根、網戸、トイレの改修費用=2620万円▽町営住宅建替事業=4314万円▽遊水プール鏡測量設計等委託料=400万円▽職員防災服の更新=110万円▽中学生用の防災ヘルメット購入費=80万円▽ふるさと歴史館開館十周年事業=48万円。