能登地震の義援金呼びかけ 誠之地区社協と自治会連 津・三重

【能登半島地震の義援金を呼びかける参加者ら=津市久居明神町のイオン久居で】

【津】三重県津市の誠之地区社会福祉協議会(柴田房子会長)と誠之地区自治会連合会(長谷川一正会長)は2日、同市久居明神町のイオン久居店で能登半島地震の災害義援金を呼びかけた。3日も同所で午前10時―正午と午後2時―同4時、5、6日同時刻にぎゅーとらラブリー久居店(久居西鷹跡町)で実施する。

初日は延べ23人が参加。そろいの黄色いジャンパー姿で募金箱や被災地の写真パネルを手に店舗東側と北側中央出入り口付近に立ち「ご協力をお願いします」と呼びかけた。

両団体が災害時の募金活動は今回が初めて。担当の前川孝さん(70)は大阪に勤務していた平成7年に阪神淡路大震災を経験しており「(大地震を)経験した者と(経験のない)このあたりの人では温度差がすごくある。経験者として『情けは人のためならず』と呼びかけたい」と話した。