千体びなやつりびな3000点 大紀町で作品展始まる 三重

【手作りにこだわったひな人形などが並ぶ会場=大紀町阿曽の阿曽公民館で】

【度会郡】三重県大紀町阿曽の阿曽公民館で2日、町民らが丹精込めて制作したひな人形など約3千点が並ぶ「おひなまつり作品展」が始まった。3日まで。

同公民館が今の時季に開く恒例の作品展で、今回で9回目。千体びなやつりびな、陶びな、木目込み人形、地元の園児らの創作びななどが会場を華やかに彩っている。ひな祭りや春にちなんだ俳句を障子にしたためた作品や和紙細工、生け花、書作品、絵画なども展示している。

3日午前10時―午後4時まで、折り紙でおひなさまなどを作るワークショップ(参加無料)も開催する。

水口壽館長と妻の弘子さんは「今回のテーマは『共に生きる』。たくさんの方に協力してもらい、みんなの思いがこもった作品展になった。手作りにこだわり、いろんな年代の人が楽しみながら作った作品を見てもらえれば」と話した。