スポーツで地域交流、高校生が企画 伊勢で来月に大会 三重

【スポーツ大会への参加を呼び掛けるプロジェクトメンバーの小林さん=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県伊勢市の高校生たちが企画運営する「いせミライスポーツ大会」が、3月24日午後1時半から、同市小俣町の三重電子スマイルアリーナ小俣(小俣総合体育館)で開催される。大玉転がしや障害物競争など紅白対抗で楽しむスポーツ大会。運営メンバーの皇學館高2年小林柚梨彩さん(17)は「たくさんの人に参加してもらい、交流を楽しんでほしい」と呼びかけている。

高校生がまちづくり活動に取り組む市の事業「いせミライプロジェクト」の一環。プロジェクトメンバーの高校生15人が、「コロナ禍で希薄になった地域の輪を深めたい」と、昨年11月から準備を進めてきた。

当日は参加者が紅組、白組に分かれ、▽大玉転がし▽借り物競争▽障害物競争▽玉入れ―の4種目から、好きな2、3種目に出場し、総合得点を競う。また、競技の合間に楽しんでもらおうと、「ミニマルシェ」も企画。会場内に市内のスイーツ店など4店舗が出店し、菓子やパンを販売する。

スポーツ大会の対象者は、市内在住、在勤、在学する人。定員先着100人で、参加費は無料。市ホームページ上の申し込みフォームや電話、ファクスなどで参加を受け付ける。3月8日締め切り。

小林さんは「幅広い世代が、笑い合えるイベントにしたい」と話している。

問い合わせは事務局の市民交流課=電話0596(21)5549=へ。