22団体と市民など、展示や演奏 津の白山文化協会が文化祭 三重

【大正琴を演奏する団体=津市白山町の白山総合文化センターで】

【津】三重県津市白山町の文化活動を発表する「第18回白山地域文化祭」(同祭実行委員会と白山文化協会主催)が24、25日の両日、同町の白山総合文化センターであった。展示や舞台発表があり、多くの人でにぎわった。

同協会で活動する22団体と一般の参加者が日頃の成果を発表した。2日間にわたる展示では、生け花▽アレンジメント▽水墨画▽洋画▽俳句―など約80点を並べた。25日は舞台で大正琴▽和太鼓▽雅楽―などの団体が演奏や演舞を披露。生け花と水墨画の体験教室や白山高校茶道部の2、3年生5人による抹茶のふるまいもあった。

【来場者に抹茶をふるまう白山高茶道部員(右)=津市白山町の白山総合文化センターで】

大正琴の演奏後に抹茶を味わった女性(77)は「舞台は緊張するが励みになる。抹茶はちょうどいい味で若い子に元気をもらった」と話した。

同協会の大西恒郎会長(75)は「協会は27団体のべ250人が活動しているが少子高齢化で会員は減少している。今後は若い世代を呼び込めるような内容を考えていきたい」と話した。