バスに詐欺防止啓発ポスター 亀山高生がデザイン 三重

【バスの後方に取り付けたポスターを作製した(右から)川本さん、松本さんと加藤課長=亀山市御幸町のJR亀山駅前バス待機所で】

【亀山】三重県警亀山署は22日、亀山市御幸町のJR亀山駅前バス待機所で、市内を運行するコミュニティバス「さわやか号」に、特殊詐欺被害防止を呼びかける「マグネット式ポスター」を取り付けた。

市民が利用するバスにポスターを取り付けることで、多くの人の目に触れ、詐欺被害の防止啓発にと、県立亀山高校システムメディア科3年生6人がポスターをパソコンで作製した。

ポスター「その電話・メール詐欺?かも」の8枚の中から、川本未結さん(18)と松本千春さん(同)の2人の作品をマグネット式に選んだ。残り6枚は各交番や駐在所に掲示する。

マグネット式ポスターは縦30センチ、横50センチでバスの後方に取り付けた。また、乗降口のある側面に付け替えるという。

川本さんと松本さんは「文字が見やすく、危機感を感じる黄と赤と黒色で仕上げた」と話した。

同署生活安全課の加藤和巳課長は「生徒の皆さんの協力に感謝しています」と述べた。