まちかど博物館30館のコレクション集結 三重県総合博物館で博覧会

【「三重のまんなかまちかど博物館」の展示が並ぶ会場=津市一身田上津部田の県総合博物館2階交流展示室で】

【津】県中央のまちかど博物館を紹介する「三重のまんなかまちかど博物館博覧会」(三重のまんなかまちかど博物館もりあげ隊主催)が20日、津市一身田上津部田の県総合博物館2階交流展示室で始まった。30館が「和む」をテーマにコレクションや伝統の技、手仕事など計約500点を展示している。25日まで。入場無料。

日頃の活動を紹介し交流を図ろうとコロナ禍で3年ぶりに開いた。

ステンドグラスで制作した人気映画のキャラクター、蒔絵(まきえ)の器、ちりめん細工、昭和のアルミ製弁当箱などさまざまに展示。JAみえなか郷土資料館は旧一志町時代に盛んだった養蚕・蚕糸業の資料を繭細工と共に紹介している。

もりあげ隊の堀口健二郎会長(73)=津市白山町=は「まちかど博物館は地域で取り組みに差がある。集まる場を作り盛り上げていきたい」と話した。