「JOINT EDGE」破産手続き開始決定 四日市の広告代理業、帝国DB発表 三重

帝国データバンク四日市支店は19日、広告代理業の「JOINT EDGE」(三重県四日市市西新地)が津地裁四日市支部から破産手続き開始決定を受けたと発表した。決定は8日付。負債は約2300万円の見込み。

支店によると、同社は平成22年に設立。求人情報誌の発行で広告手数料を得ていたほか、パンフレットの印刷やノベルティの制作なども手がけ、29年9月期には約9800万円の年収入高を計上していた。

一方、コロナ禍で求人広告が減少し、令和3年9月期の年収入高は約4100万円に低下。求人情報誌の発行事業を同業者に譲渡するなどして立て直しを図るも業況改善の見通しが立たず、事業の継続を断念した。