桜の苗木41本、7カ所に植える 四日市でプロジェクト

【協力して記念植樹をする参加者ら=四日市市河原田町の「白山公園」で】

【四日市】三重県四日市市河原田地区まちづくり推進協議会(吉田隆一会長)は15日、同市河原田町の「白山公園」で「河原田・川尻地区植樹祭」を開いた。岡田文化財団が実施する三重県「さくらプロジェクト」に県内45カ所の一つとして認定され、贈呈を受けたソメイヨシノ39本としだれ桜、河津桜各1本合わせて41本の苗木を同公園など7カ所に植樹した。

岡田文化財団事務局長をはじめ、同まちづくり推進協議会役員と同地区自治会役員、同地区市民センター館長、河原田小3年児童、四日市農芸高環境造園科3年の生徒ら合わせて約90人が参加。

同財団の望月俊二事務局長が「植樹地が地域の人々が集う新しい桜の名所となることを期待します」と贈呈状を読み上げ、吉田会長は「地域が結束して大切に育て、心温まる場所にしていきます」と感謝と決意を述べた。

参加者らは、高さ1・6メートルほどの苗木の根元に土をかけ、水をまいて植樹した。同財団の三重県「さくらプロジェクト」は令和5年に設立、3年間で5千本を県内各団体に寄贈する。