「津ぎょうざ」で津市をPR 静岡・富士市のイベントに出展 三重

【ブース前でポーズを決める「津ぎょうざ小学校」のメンバー=静岡県富士市の吉原商店街で】

三重県津市のまちおこし団体「津ぎょうざ小学校」は11日、静岡県富士市で行われた「第9回吉原まるごとマルシェ」に出展した。会場となった吉原商店街にはたくさんの人が集まり、同団体メンバーは津ぎょうざを提供しながら同市の魅力をPRしていた。

今回の出展は、平成29年開催の東海・北陸B―1グランプリのプレイベントとして同マルシェが行われ同団体が参加した縁で、主催者から声がかかった。

津ぎょうざは直径15センチの大きな皮で包んだ揚げたぎょうざで、学校給食から生まれた同市のご当地グルメ。その由来から同団体のメンバーは、小学生の体操着姿などで同市をPRした。ひときわ目を引くいでたちに、来場者の関心に触れ、多くの人が津ぎょうざを買い求め、メンバーらを写真に収めていた。

富士市から来ていた40代の女性は「以前B―1グランプリで津ぎょうざを食べて美味しかったので、また食べたかった。次は津市を訪れて現地で食べてみたい」と話していた。同団体代表の西川直希さんは「コロナが明けてたくさんのイベントに人が戻ってきた。訪れた方々が津ぎょうざを通じて津市を訪れてくれたらうれしい」と語った。