38チームがタスキつなぐ 亀山市駅伝、新コースで 三重

【櫻井市長の号砲で一斉にスタートする第一走者ら=亀山市御幸町のJR亀山駅前広場で】

【亀山】三重県の亀山市スポーツ協会(豊田利一会長)は11日、第70回亀山市駅伝大会を開催した。コロナの影響で4年ぶり。

市内中学校や県内の高校生チーム、亀山消防署や亀山署のほか、6自治会チームなど計38チーム総勢約350人が参加。同市御幸町のJR亀山駅前広場から同市関町泉ヶ丘の関文化交流センターまで23・2キロ、8区間を競った。

今回から、新たに1―8区間(23・2キロ)の「ビクトリー」と1―3区間(7・8キロ)の「タチバナ」、5―8区間(13・3キロ)の「タケル」を走る3コースを取り入れた。

豊田会長は「新たに生まれ変わった駅前からスタートします。全チームがタスキをつなぎ、よい思い出を残してください」とあいさつした。

全選手を代表して、井田川北地区自治会の大澤崇志さん(48)は「70回を迎える記念の亀山市駅伝に喜びを感じています。タスキに思いを込め走ります」と宣誓した後、櫻井義之市長の号砲で第一走者が一斉にスタートした。

今回初出場の亀山署は、8人全員が「ゆっくり走ろう亀山の道」や「自転車運転はヘルメット着用」など書かれたシールを背中に貼り付け八区間を走った。

各コース・部門別の1位は次のチーム。

〈ビクトリーコース〉事業所=ジェイテクト▽一般=稲生高校A▽自治会=井田川北B

〈タチバナコース〉一般=伊勢道場A

〈タケルコース〉自治会=関宿まちづくり協議会