市役所トイレのドア壊す 松阪市が男性職員を減給処分 三重

【松阪】三重県の松阪市は9日、市役所の男子トイレのドアを蹴って鍵を壊した総務部男性職員(45)を減給10分の1、6カ月の懲戒処分としたと発表した。

男性は昨年4月20日午前11時55分ごろ、市役所3階で男子トイレの個室から出る際、内開きのドアだが、外側へ開けようとして開かなかったので、足で蹴ってこじ開け、鍵を損壊させた。

男性は「閉じ込められたと思って錯乱状態になった」と説明しているという。

職員課は「市民の財産を傷つけた点を重く見た」と処分理由を説明している。