「若者の人口流出」を議論 三重県議長会見、15日に川越町で「みえ現場de県議会」

【定例記者会見で「みえ現場de県議会」の開催を告知する中森議長=県議会議事堂で】

中森博文三重県議会議長は5日の定例記者会見で、県議と県民が県内の課題を巡って議論する「みえ現場de県議会」を、15日に川越町中央公民館(川越町豊田一色)で開くと発表した。

県議会によると、さまざまな立場の県民から意見を聞くことを目的として、議員らでつくる広聴広報会議(座長=杉本熊野副議長、10人)が平成22年度から実施。21回目となる。

今回のテーマは「若者の人口流出」。県内の学生や県内で「Uターン就職」をした20歳から37歳までの10人が参加し、居住先に県内を選んだ理由などを12人の議員に語る。

杉本副議長は会見で、県内では特に人口の定着率が高い川越町を会場に選んだと説明。「若者と議員の視点を交え、より良い三重をつくる具体的な施策を検討したい」と述べた。

午後6時から同8時まで。受け付けは午後5時半から。一般の傍聴も可能で、事前の申し込みは不要。問い合わせは議会事務局企画法務課=電話059(224)2877=へ