100万円だまし取られる 鈴鹿の男性、PCサポート名目 三重

【鈴鹿】三重県警鈴鹿署は五日、鈴鹿市の70代男性がパソコンのサポート料名目に現金100万円をだまし取られる被害にあったと発表した。詐欺事件と見て捜査している。

同署によると、3日午後4時半ごろ、男性が自宅でパソコンを操作中、画面が黒くなった。「サポートセンターに問い合わせを」と表示されたため連絡したところ、片言の日本語を話す男から「ウイルスに感染している」などとしてサポート料を要求され、同日午後5時半ごろ、指定の口座にネットバンキングを使い送金した。

その後、不審に思った男性が金融機関に相談し、取り引き履歴を確認。1万円以外に身に覚えのない99万円を振り込んでいたことも分かり、同署に相談して発覚した。