風景など15点、渾身の力作も 廣田さん初の写真展 桑名・三重

【桑名】名古屋市中川区の会社員、廣田光紀さん(27)は4日、三重県桑名市新屋敷の喫茶フォレストで初めての写真展を開いた。3月31日まで。木曜日は休み。

廣田さんは職場のカメラ好きの先輩の影響で、一眼レフカメラを手に入れ、4年ほど前から趣味で写真撮影を楽しんでいる。写真展は、この先輩に勧められて開いた。今回はテーマを設けずに、1年の間に撮影した作品の中から15点を選んだ。

風景写真が中心で、祭りの写真も並ぶ。六甲山からの神戸の夜景や、雲海に浮かぶ郡上八幡城(岐阜県郡上市)は「渾身(こんしん)の一枚」と話す。

今月は、愛知県西尾市の鳥羽神明社である国の重要無形民俗文化財「鳥羽の火祭り」や、下帯姿の裸男たちが厄払いを願いもみ合いをする国府宮(同県稲沢市)の「はだか祭」の撮影に出向く計画をしている。廣田さんは「熱気が伝わる写真を撮りたい」と意気込んでいる。2月末ごろに作品を入れ替える予定。