230万円の詐欺被害 四日市の40代女性、未払い金など名目 三重

【四日市】三重県警四日市南署は3日、四日市市の40代女性が、携帯利用料の未払いや保険加入名目で、市内金融機関に設置した3カ所のATMから3日間にわたり、現金計約230万円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生したと発表した。

同署によると、1月30日午後2時5分ごろ、女性の携帯電話にNTTをかたる者から利用料金について折り返しの連絡を求めるショートメッセージが届き、電話したところヨシダを名乗る男から「何らかの利用料金の未払いがある」と説明され、指定された口座に現金約45万円を振り込んだ。

31日、NTTのコニシを名乗る男から、さらに2件の未払い金を請求され、2回に分けて指定された口座に現金約85万円を振り込み、2月1日には日本ネットワークセキュリティのホンダを名乗る男から「携帯電話がハッキングされたので保険に入るように」と言われ、2回に分けて現金約100万円を振り込んでだまし取られた。

おかしいと気づいた女性が息子に相談し、発覚した。