澤田さん、大口さんら最優秀 鈴鹿市文芸賞、11ジャンル 三重

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の同市文化振興事業団(髙木久代理事長)は1日、「第32回鈴鹿市文芸賞」の審査結果を発表。一般の部「小説・評論等」は同市高塚町の澤田悟さん「木蓮の木の下で」、ジュニアの部「作文・童話等」は市立創徳中3年の大口怜奈さん「吾輩はブッタである」など、計11人の最優秀賞を選んだ。

一般の部と小中学生を対象にしたジュニアの部で、詩や短歌、川柳など計11ジャンルの作品を募集し、12月20日に選考会があった。

応募数は一般の部80点、ジュニアの部605点で、計685点。前年より32点増加した。ジュニア部門は学校や学年単位、個人塾での取り組みによる応募が多かったという。

贈呈式は3月9日午前10時から、イスのサンケイホール鈴鹿展示室で実施する。受賞作品掲載冊子は、同日から市文化事業団事務所で販売する。一部200円。

そのほかの各最優秀賞は以下のみなさん。
【一般の部】エッセイ=藤田和清(鈴鹿市和泉町)▽アフォリズム=中山美保(同市神戸8丁目)▽詩=水谷潤(ミズタニJ、同市国分町)▽短歌=山本城(同市岡田3丁目)▽俳句=北岡礼子(多気郡明和町)▽川柳=圦山繁(鈴鹿市国府町)

【ジュニアの部】詩=戸来杏里(鈴鹿市立加佐登小2年)▽短歌=川村捷人(同石薬師小六年)▽俳句・川柳=堀内勇志(同白子小5年)