職員ら26人派遣や送金 亀山市の能登半島地震支援状況 三重

【亀山】三重県の亀山市は2日、能登半島地震の被災地への人的、財政支援状況について発表した。

人的支援は、地震発生後の1月4日から今月2日まで、羽咋や輪島の2市での避難所運営支援や消防援助、給水支援に、市職員や消防職員計26人を派遣。同6日から4月1日までは、七尾市などに市職員8人の派遣を予定している。

一方、財政支援は、市が石川県に200万円、輪島市に100万円を送付。市職員互助会と市職員組合、市立医療センター職員組合は計100万2783円を中央共同募金会に、また市社会福祉協議会は37万1706円を日本赤十字社に、それぞれ送付した。

また、被災者への住宅支援として、市営野村団地住宅(2DK)2戸を最大1年半無償で提供する。

木田博人危機管理監は「今後も、県や日本水道協会、防災安全協会などから派遣要請があればその都度、人的支援を行う」と話していた。