好みの茶わんでお茶いかが 萬古作家24人新作展示 四日市の泗翠庵・三重

【現代萬古作家の茶わんが並ぶ立礼席=四日市市鵜の森の市茶室泗翠庵で】

【四日市】地元を代表する現代萬古作家24人の新作茶わん24点を展示し、好みの茶わんで呈茶する「萬古作家のお茶碗(わん)でお茶を楽しむ2024冬」(市文化まちづくり財団主催)が1日、三重県四日市市鵜の森の市茶室泗翠庵立礼席で始まった。1服500円(菓子付き)、29日まで。月曜日は休み。

「ゆきいろ茶碗」や「萬古焼赤絵茶碗・梅が咲く」「銀彩面取茶碗」など、作家らの持ち味を生かした季節感あふれる作品が並ぶ。訪れた人は、お気に入りの茶わんを選び、四日市茶道教授連盟表千家流教授の羽多野宗正さんらのお点前でひとときを楽しんでいた。

盛絵茶碗「寒牡丹」を選んだ市内の40代女性は「落ち着いた雰囲気の中で、好きな茶わんでいただきリフレッシュしました」と話していた。

11日午前10時からは、福島県二本松市の玉嶋屋「木の葉饅頭」で呈茶する「全国和菓子めぐり」(500円、限定40人、なくなり次第、通常の和菓子)がある。