静物や人物、風景23点 梶田さん絵画展 桑名のギャラリー寺町

【初めての個展を開いた梶田さん=桑名市南寺町のギャラリー寺町で】

【桑名】三重県四日市市の絵画グループ「よっかいち素描の会」に所属する梶田芳孝さん(67)=同市安島=が30日、桑名市南寺町のギャラリー寺町で初めての個展を開いた。2月4日まで。

新作を中心に、静物や人物、風景を描いた油彩画と水彩画計23点を展示。平成26年のみえ県展・洋画部門で「for your Dream賞」を受賞した80号の自画像も紹介している。

素描の会を主宰する一水会運営委員の田島健次さん(89)=四日市市堀木=は「口べたで器用なタイプではないが、不思議と作品からぬくもりが伝わってくる」と評価する。

梶田さんは、30代後半から絵画制作に取り組んでいる。個展を開く仲間に刺激を受け、初挑戦した。「ぜひ会場に足を運んで、独特の空気感を味わってもらえたら」と話した。