専用病床を48追加 三重県 新型コロナ入院患者増 フェーズ引き上げ

新型コロナウイルスの入院患者が増加していることを受け、三重県は31日、病床確保のフェーズを「1」から「2」に引き上げた。新型コロナの専用病床として、48床を追加する方針。

県によると、一般病床と専用病床の入院患者を合計した31日現在の「在院者」は前週同一曜日比60人増の386人で、10連続で増加。うち重症者は1人増の4人となっている。

県は在院者が病床確保計画に定める「368人以上」に達したことを受け、フェーズの引き上げを決めた。引き上げは「0」から「1」にした24日に続き、2週連続となる。

フェーズの引き上げに伴い、県は48の医療機関に対し、新型コロナの専用病床を1床ずつ確保するよう依頼した。これにより、県内の専用病床は78床となる見通し。

フェーズは「0」から「3」までの4段階。在院者数が588人に達し、その後も急増が見込まれる場合は「フェーズ3」に移行し、確保病床を最大で227床とする。

院内感染が増えているという。別の疾患で入院中に新型コロナへの感染が判明した患者は昨年12月上旬の時点で20人ほどだったが、31日時点では276人となっている。

県の医療体制整備・調整プロジェクトチームは「病床は逼迫していないが、今後も入院者が増える可能性があることを踏まえてフェーズを引き上げることにした」としている。