車内置き去り防止装置寄贈 笠井土木と百五銀が「よつば会」に

【目録を手にする笠井社長(左)と石川理事長=川越町亀崎新田の「よつばの里」で】

【三重郡】三重県四日市市平尾町の「笠井土木」(笠井良一社長)と百五銀行は29日、同行の「SDGs(持続可能な開発目標)私募債」を活用し、川越町亀崎新田の社会福祉法人「よつば会」に車内置き去り防止安全装置一式を寄贈した。

同私募債は発行手数料の一部を使い、発行企業の指定先が希望する物品を購入し、寄付する仕組み。

会が運営する生活介護施設「よつばの里」(同所)であった寄贈式には、笠井社長と百五銀行生桑支店の河田直樹支店長が訪れ、石川英樹理事長に目録を手渡した。

安全装置は、利用者の送迎などで使う15人乗りのワゴン車に取り付ける。石川理事長は「大変ありがたい。これからも事故のないよう徹底していきたい」と話した。

よつば会は川越、朝日両町で、生活介護施設、ワークセンター、グループホームなどを運営する。桑名、四日市の2市と朝日、川越、菰野の3町の10―60代の135人が利用している。