新図書館が開館1周年 亀山市、鉄道テーマの記念イベント展開 三重

【中原教育長(中央奥)とJR亀山駅長(右同)の前で合唱する園児ら=亀山市御幸町の市立図書館で】

【亀山】三重県亀山市御幸町のJR亀山駅前の亀山市立新図書館が26日で開館1周年を迎えた。同館は、27―2月末までの期間を「開館1周年記念特別月間」として、鉄道をテーマにさまざまなイベントを企画している。

同月間初日の27日、同館でオープニングイベントがあり、中原博教育長は「開館して1年が経ち、約27万8千人の人たちに利用していただいた。『学びの場からつながる場』を基本理念に、さらに身近に感じていただけるよう、図書館経営の改善充実に力を注ぐ」とあいさつした。

その後、JR亀山駅長の「出発」の号令で、第一愛護園の園児25人が登場し、「線路は続くよどこまでも」を合唱した。また、亀山の加太鉄道遺産研究会が、「亀山の鉄道遺産群を探る」と題したトークイベントやリニアが走るジオラマ作りワークショップもあった。

記念イベントでは、亀鈴トイレール「こまち」によるトイレールの展示のほか、亀山朗読奉仕会の公開勉強会、亀山防災ネットワークによる、新聞でスリッパやポンチョを作る工作体験もある。問い合わせは同館=電話0595(82)0542=へ。