不要品リユースでごみ削減へ 亀山市、買い取りサイト運営会社と協定 三重

【定例記者会見に臨む櫻井市長=亀山市役所で】

【亀山】三重県の亀山市の櫻井義之市長は25日、市役所で定例記者会見に臨み、不要品買い取りウェブサイト「おいくら」を運営する「マーケットエンタープライズ」(東京都中央区)と「不要品のリユース事業に関する協定」を締結したと発表した。全国では94自治体。県内では桑名市に続き2自治体目となる。

「おいくら」に不要品を登録すると、同社が買い取り査定金額を提示。登録者が金額に納得すれば、同社加盟のリサイクルショップが自宅まで引き取りに来る仕組み。市民を対象に24日から開始した。

市は、第二次亀山市環境基本計画に基づき、ごみの減量化とリサイクルの推進により、廃棄物処理量や処理コストの削減に取り組んでいる。

櫻井市長は「売却により不要品リユースができることを市民に周知し、循環型社会の形成に向けた社会的側面・経済的側面の双方の課題解決を目指す」と述べた。

問い合わせは市廃棄物対策グループ=電話0595(82)8081=へ。