市民の健康増進へ連携 鈴鹿市、大塚製薬と包括協定 三重

【協定書を手にする(右から)平内支店長と末松市長=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市と大塚製薬(東京都千代田区、井上眞社長)は25日、同市役所で連携と協力に関する包括協定を締結した。

健康の維持・増進や熱中症対策、地域活動など幅広い分野に相互が連携して取り組む。市民の健康増進によるまちづくりの推進を図る狙い。

同社が全国的に進める取り組みで、同様の協定締結は県内で10番目となる。

具体的に市では今後、市の健康マイレージ事業や認知症啓発のために進める「小さな本棚」の設置場所拡大などに協力していくことを検討している。

同日、市役所で協定締結式があり、末松則子市長と平内秀司東海支店長が出席。末松市長は「大変心強い。専門分野との連携で安全安心のまちづくりにつながれば」、平内支店長は「市民が健康で生き生きとした生活を送れるよう、幅広く協働していきたい」とそれぞれあいさつし、協定書に署名した。