暮らしのサービス届ける会社に 中部電力の林社長が本社来訪 三重・津

【小林社長(左)にあいさつする中部電力の林社長(中)と古田専務=津市本町の伊勢新聞社で】

中部電力の林欣吾社長が23日、三重県津市本町の伊勢新聞社を訪れ、小林千三社長に新年のあいさつをした。林社長は「安定供給に取り組むとともに、暮らしのサービスを届ける会社にチェンジしていくターニングポイントとなるような年にしたい」と意気込んだ。

古田真二専務執行役員らも同席した。林社長は能登半島地震の発生に絡み、「災害などの発生に備え、価格も含めて安定供給をどう追及するか、もう一度原点に戻り全力で取り組みたい」と強調した。

その上で「中部電力は単に電気を届けるだけの会社ではない」とも述べ、「暮らしに関するさまざまなサービスを提供し、将来に向けた新しい中部電力グループの登竜門となるような年にしたい」と話した。

停止中の浜岡原子力発電所については「審査を着々とクリアしている」と述べ、「審査を丁寧にクリアし、地域の皆さまの理解を経て再稼働にこぎつけたい」と述べた。