「男の昼めし会」結成12周年 四日市の料理サークル、初回レシピに挑戦 三重

【手際良く調理を進める会員ら=四日市市楠町北五味塚の楠交流会館で】

【四日市】楠交流会館(三重県四日市市楠町北五味塚)で活動する男性の料理サークル「男の昼めし会」(志田米蔵代表)が23日、結成12周年を迎えたのを記念して、会員らが初回に取り組んだ懐かしいレシピに再挑戦した。

メニューは、サバのみそ煮、ほうれん草と小松菜のおひたし、かす汁、黒糖まんじゅうの4品。会員のうち13人が参加し、四つの班に分かれて調理を開始。野菜を切ったり、臭みを取るためサバの切り身に熱湯をかけたりと、手際良く調理を進めた。完成した料理は、容器に入れて持ち帰った。

毎月第4火曜日に集い、講師の田中宣子さん(58)=鈴鹿市上箕田=から、栄養バランスのとれた家庭料理を教わっている。シニア男性の料理サークルとして活動を続けてきたが、現役世代の会員1人が仲間に加わり、現在市内外の50―80代の15人が料理の腕を磨く。

志田代表(78)は「15周年を目標に、みんなで楽しく活動を続けていきたい」と話した。