三重県職員らに義援金募集 能登半島地震被災地へ

三重県は19日、能登半島地震の被災地に送る義援金の募集を、県職員を対象に始めた。2月8日まで募り、日本赤十字社を通じて被災地に送る。県教委も教職員を対象に募集を始めた。

県によると、県幹部らが17日に開いた会議で募集を決定。各部局の副部長と県職員労働組合の書記次長が発起人となった。県教委は公立小中学校や県立学校などの教職員から募る。

この10年で県職員の有志らが義援金を送ったのは、新型コロナウイルスの「県民応援募金」を含めて11件。平成28年の熊本地震では、約450万円の義援金を送ったという。

政策企画総務課は「大変な思いをしている被災者にとって、少しでも助けになればとの思いで義援金を送ることにした。強制ではないが、県職員にはぜひ協力してもらいたい」としている。