未納催告状を誤送付 尾鷲高、生徒2人分 三重

三重県立尾鷲高(尾鷲市古戸野町)は19日、生徒2人の保護者に未納となっている学校諸費を納めるよう求める催告状を、誤って別の保護者に送付するミスがあったと発表した。

同校によると、催告状には、生徒の氏名や未納となっている金額などを記載していた。16日付で複数人の保護者に渡した催告状のうち、2人分が入れ替わった形となっていた。

生徒が19日朝、担任の教諭に「別の未納者に対する催告状が届いた」と連絡したことをきっかけにミスが発覚。同校の担当者が催告状を封筒に入れる作業を誤ったとみられる。

学校は保護者に謝罪。他に送った催告状に誤りがなかったかを調べている。同校は「個人情報の流出を重く受け止め、今後は複数の職員による確認などを徹底する」としている。