中部本部長の藤野氏ら本社来訪 中小企業基盤整備機構

【小林社長(左端)と話す藤野本部長(中)ら=津市本町の伊勢新聞社で】

【津】中小企業基盤整備機構中部本部(名古屋市中区)の藤野晴美本部長らが17日、津市本町の伊勢新聞社に小林千三社長を訪れ、新年のあいさつをした。

藤野氏は昨年4月、同機構初の女性本部長に就任。これまでの約9カ月を振り返り「スタートアップ支援が加速するよう担当に女性職員を増やし、動きが出てきた」と述べた。

また地域を知ろうと各市町村にヒアリングを進めているとして、四日市市の人材確保セミナー、鳥羽市の土産品改善セミナーなど今後の計画を紹介し「まだ行けていない市町村のニーズも拾っていきたい」と力を込めた。

小林社長はスタートアップを支援する重要性を強調。キャッチコピーや人気アニメのキャラクターを活用するアイデアで売り上げを伸ばした事例を挙げ「中小企業の中から大企業ができる。時代に合わせて頑張ってもらいたい」と激励した。