プール機械設備が完成 亀山の関B&G海洋センター 三重

【テープカットで設備工事の完成を祝う櫻井市長(左から3人目)ら=亀山市関町新所の関B&G海洋センターで】

【亀山】三重県の亀山市は14日、同市関町新所の市の施設「関B&G海洋センタープール機械設備更新工事完成記念式典」を開いた。

同所であり、市内のチアダンスチーム「スリーハピネス」によるダンス披露の後、櫻井義之市長のほか、公益財団法人B&G財団の菅原悟志理事長ら6人がテープカットで祝った。

令和5年6月に着工した更新工事は、プール用砂式ろ過装置、昇温用温水ヒーター、受水槽給水配管など総事業費は2535万5千円。B&G財団地域海洋センター修繕助成金1540万を活用した。

櫻井市長は「平成4年の竣工以来、プールと体育館を併設した運動施設として、市内外から多くの人に利用していただいている」とし、「31年を経過し、施設や設備の老朽化により、更新工事を実施した。今後は、市民の皆さんにも安心して利用していただける」とあいさつした。

また、プールでは、シドニー、アテネ五輪の水泳競技で活躍した、女子800メートル自由形日本記録保持者の山田沙知子さん(41)による水泳教室もあった。