被災地派遣の職員激励 伊勢市、能登半島地震で支援 三重

【被災地派遣に向け激励を受ける市職員ら=伊勢市役所で】

【伊勢】能登半島地震の被災地支援のため、石川県輪島市などに派遣される三重県の伊勢市職員7人の激励式が12日、伊勢市役所であった。

派遣されるのは、事務職員3人、保健師1人、建築技術職員1人、土木技術職員2人。輪島や珠洲、能美市などで、災害対策本部運営や避難所運営支援、避難所での健康管理、被災建物の危険判定、下水道調査などにあたる予定。派遣先により12―17日にかけて順次出発し、それぞれ派遣期間は1週間程度。

鈴木健一市長は「被災された方の疲れはピークに達している。生活再建のめどが立っていない状況下で、被災者の心に寄り添い頑張ってほしい」と激励した。

下水道復旧に向けた調査活動にあたる下水道施設管理課の北村功郎課長補佐は「下水道は重要なライフライン。早急な復旧に向けお役に立てるよう努めたい」、避難者の健康、衛生管理にあたる健康課主査で保健師の藤田幸枝さんは「避難生活が長引く中、避難者に寄り添って話を聞き、適切に対応したい」と話した。
【被災地派遣に向け激励を受ける市職員ら=伊勢市役所で】